上場後すぐに値上がりしそうなICOとは? | ICOで失敗しないために

上場後すぐに値上がりしそうなICOとは? | ICOで失敗しないために

 

 

今や多くの人がICOで一攫千金を狙おうとICOで購入したトークンを上場直後に大量に売り払って短期的利益を得ようとする傾向が目立ってきています。

 

 

ところが最近は、上場直後に価格が急落することがしばしば起こるようになっています。
多くの場合、だれでもICOの段階でトークンを購入できるので上場時に買う人がいないからです。

 

せっかくICOに参加してトークンを割安に手に入れたと思っても、上場してすぐにICO価格を割ってしまうといったケースもみられます。
上場したと喜んでも結局、損切りするか塩漬け状態になってしまうのです。

 

 

ただ数あるICOの中には、今後も上場後、急上昇する案件もあります。
そういうICOを見つけて購入できれば、大きく利益を上げることができるでしょう。

 

 

 

■上場後、値上がりするケース

今やICOで一攫千金を狙おうとしても難しくなっています。
ただ、以下のような条件を満たすICOトークンは、上場後数時間とか数日で数倍の値がつくことがあります。

 

・発行枚数が少ない
・ICOでの募集金額が少ない
・ICOが短時間で完売した
・話題となるニュースがある
・大手の取引所に上場される

 

 

こうしたICOトークンは、短期的な値上がりが期待でるので買い注文が重なり、数時間で数倍の値がつくことがあります。

 

 

 

■上場後のICOの価格推移パターン

上場後のICOの価格はさまざまな要因によって変動します。
価格変動のパターンや傾向と対策を把握しておきましょう。

 

 

〇上場後すぐに値上がりし、その後下落
例:Status
下がり出したら止まらないことも多いのでプラスのうちに利益確定しておく方がよいかも。
新たな上昇トレンドを迎えるには、プロジェクトに関して前進しているというニュースが必要です。

 

 

〇上場後すぐに値上がりし、その後も上昇を続ける
例:OmiseGo
上場時に高値をつけ、その後も上昇するパターンもあります。

 

OmiseGoは、ICOバブルに乗った上、イーサリアムの創始者がアドバイザーに入っていたり、タイ大手のオンライン決済サービスPaysbuyとの事業統合、またETH保持者へのエアドロップなど期待を高めるニュースが相次いだため上昇となったと思われます。

 

 

〇上場後、値上がりしないケース
上場しても値上がりどころか下落していくケースもあります。
上がってもICO価格より少し高くなる程度、放っておくと下がり続けます。

 

このようなトークンは、
・発行枚数が多すぎる
・ICOでの調達金額が多すぎる
・話題性に欠ける
といった特徴があります。

 

このような場合は、損切りするか、将来性を感じているなら長期保有もあり得ます。

 

例:Bancor(BNT)、Aragon(ANT)
ここから上昇へ転じるには、開発が進んでいることをアピールできるポジティブなニュースが必要でしょう。

 

 

 

■上場後が狙い目の場合も多い

最近のトレンドは、ICOで購入したトークンを上場した直後に大量に売り払って短期的利益を得ようとする傾向です。
そのため上場直後に価格が急落することが頻繁に起こるようになってきました。

 

そこで下落したところで買い戻すという戦略があります。
プロジェクトが健全なら一度下落してからプロジェクトの進展とともに値上がりしていく動きを見せるものです。

 

 

■ICOトークンを売るタイミング

ICOで購入したトークンは、どのタイミングで売ればいいのでしょうか。

 

まず上場後の値動きや市場での反応をみながら売るかどうかを考えます。
ICOトークンは、上場時に一気に数倍の値がついたり、逆にICO価格を割るケースもあります。

 

ICOトークンが取引所に上場される前に
・取引所規模
・発行枚数
・直近のニュース
・ロードマップ
をチェックして値動きを予想します。
特に発行枚数やどの取引所に上場するかで値動きは大きく変わってきます。
そして「どのような値動きが想定されるのか」ということを分析します。
もちろん正確な予測など不可能ですからある程度のパターンを想定します。